労働は苦い根と甘い果実を持っている

こんにちは。代表の船津脩平です。

かっこいいタイトルでしょう!はいそうです、私自身の言葉ではありません(笑)尊敬してやまない稲盛和夫さんの本にあった一文です。

私は稲盛さんの本からたくさんの刺激を受けた、いや受けている一人です。私の中で、ダントツにかっこいい経営者!男としてもまじでリスペクト!人として尊敬してやまない方です。

私は、彼のことは彼の著書を読んだことのあるだけの、ただのファンの一人に過ぎませんが、著書にある彼の一言一句から伝わってくる、メッセージ、特に生き様、仕事に対する考え方、心構えには、身震いするほど感動することが多くあります。

私は、24歳から独立開業してる身ですので、仕事における直接の先輩や上司もいません。ですので、いろいろな方、特に経営者やデザイナーさんの本をよく読みます。おもしろい本、勉強になる本はたくさんありますし、たくさんの本のおかげで成長させていただきました。

しかし、稲盛さんの本は特に響くように感じます。なぜでしょう?もしかしたら、創業経営者として抜群に成功された方である点、九州出身者である点、空手に精を出されていた点、仏教に深い関心があられる点、そして、誰もが羨む大成功の方にしては堅実で実直な言葉の数々・・・「成功に近道はない、地味な努力、しぶとく努力することの大切さ」・・・そんな価値観を声を大にして言葉にされている点でしょうか。また、同じく小さな会社を起こした創業者として、地味な毎日に奮闘する自分自身とどこか勝手に重ねてしまっているのかもしれません。

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さて、今日のタイトルにも書いた「労働は苦い根と甘い果実を持っている」これも響きました。・・・響いたというより、「だよね!」みたいな感覚です。わかる〜〜!!そう思わせてくれる言葉ってありがたいですよね。

私は、現代の「褒めて伸ばそう」「ティーチングよりもコーチングが大切です」みたいな考え方が主流の時代において、割と社員たちに厳しい上司かなと、ある意味反省も込めて思います。

反省も込めているにも関わらず、その態度をあまり改めようとはしない。ただ、私も人間です、怒って(叱って)しまったその夜は「あぁ〜、今日も結構つよく怒ったなあ。言い過ぎたかなあ。俺って厳しすぎるかなあ・・」なんて反省することも少なくありませんがまたやっちゃう(笑)まだまだ私も青二才ですからね!精進せねば。

しかし、稲盛さんもいうような労働による「甘い果実」を、社員たちには手に入れて欲しいからこそ、信念を持っておこる、というかちゃんと向き合うようにしているのです。私は、甘い果実を私は知っているつもりです。「働く喜び」といいましょうか。人の役に立つことで満たされる心、私はこれこそ1番の甘い果実だと信じていますし、本当に働くことが幸せになる。「人の役に立つ」の「人」とは、お客様をはじめ、周りのスタッフや関係者全てを含みます。家族でもいい。友達でもいい。仕事を通して「あなたがいてくれてよかった」と言ってもらえる働きをすること。社員たちにはぜひそれを感じて欲しい。そこまで到達して欲しい。やらされる仕事ではなく、自分から積極的にそれを目指して動いて欲しい。



さてさて
では、部下に注意することがときに、私が注意していることは何点かご紹介しましょう!愛あればこそ叱る、それは大前提として聞いてください。(そもそも愛がない相手だったら、叱りません。時間の無駄なので無視し、その後関わらないようにしますw)



*叱るとき気をつけてること3つ*

  • ①感情で怒らない。感情は「応援」ムード!
    • 感情のコントロールが難しい時がある。なので、一晩寝かせて話すようにするのも大事ですよね!
  • ②なぜ叱るのか、自分の考えを整理してから叱るようにし、叱られてる人から「なるほど!確かに!」という感想を得るように話す。
    • なので、あえて失敗するまで待つ。未熟者には失敗させて、「ほら見たことか!」とドカーンと叱る。失敗させるのも結構色々きついんですけどね、私もたくさん失敗し損しながら成長してきたんで。
  • ③そもそも自分はできてるのか見直す
    • これこれ。これがやばい(笑)できてないこと多いですもん。なので、こんな時は「俺もできてないから、ここから一緒に学ぼう」みたいな逃げ道をうまく使ったり。ずるい?(笑)いえいえ、ともに成長しよう、だなんて素敵じゃないですか〜( ・∇・)笑



書いて思いました。結構コーチング寄りじゃん!笑。ま、いいのです、経験則ですので、マニュアルとは違うはずです。

とはいえ、結構できないもんです(笑)人のふりみて我がふり、ですね。結局、自分も成長させてもらってるんですよね。

色々書きましたが、私もまだまだ34歳の青二才です。私は、人を育て、人が付いてくるような真のリーダーになどまだまだ程遠い。わかっています。

だからこそ、思います。誠心誠意、社員の成長を願い、感情では応援し、理路整然と伝わるように叱ろう。そして、彼ら彼女らを成長させる道のりの中で、私自身も成長させてもらえればありがたい。

それでこそ、感謝の念も生まれ、和気藹々としたムードも損なわれず、厳しい上司でありながらも、チーム一丸となって良い職場、良いお店、ファンを作っていけるのかなと思うのであります。



今日も読んでいただきありがとうございました。月に2回更新しようと思っています。いつもノープラン、そのとき思いついたことを適当に書き連ねますが、またぜひ寄ってってください。